新社会人として新たな一歩を踏み出す皆さん、おめでとうございます!
新しい生活はワクワクする一方で、準備不足だと戸惑うことも多いもの。この記事では、新社会人がスムーズに社会人生活をスタートするために必要な生活準備を、わかりやすく具体的に解説します。
住まいやお金、仕事の準備からメンタルケアまで、チェックリスト形式でご紹介。忙しい新生活のスタートをしっかりサポートします!
生活基盤を整える
住居の確保
新社会人にとって、住まいの準備は最優先事項です。以下のポイントを押さえておきましょう。
※実家住まいで実家から通勤する場合は本項目は省略してください。
職場に通いやすい場所を選ぶ
通勤時間は1時間以内が理想です。家賃は手取り収入の1/3(例:手取り20万円なら家賃6~7万円)を目安にすると良いです。(1/4以下を目指すとゆとりも生まれます)
初期費用の準備
賃貸の申込みでは敷金・礼金、仲介手数料、火災保険料などで家賃の4~6ヶ月分かかる場合もあります。
貯金を確認し、新人のうちは親にも助けてもらいつつ会社の手当があれば活用しましょう。
家具・家電
冷蔵庫、洗濯機、ベッドは必須。IKEAやニトリ、フリマアプリ(メルカリなど)でコスパの良いものを揃えるのもおすすめです。エアコン付きの物件も増えていますが無い場合は節電性能の高いエアコンを購入するのも良いでしょう。
Tips:初めての一人暮らしなら、1Kや1Rのコンパクトな物件からスタート。オートロックや宅配ボックス付きだと安心!
生活必需品の準備
新居での生活を快適にするために、以下のアイテムを揃えましょう。
キッチン用品:鍋、フライパン、包丁、まな板、食器。
寝具:布団やマットレス、枕、シーツ。
その他:掃除機、洗濯洗剤、ごみ袋、ティッシュなど。
ネット環境:Wi-Fi契約(ポケットWi-Fiも便利)。
電気・ガス・水道の手続きは入居前に忘れずに行いましょう。
住民手続き
引越し後に役所での手続きが必要です。
住民票の移動:転入・転居届を14日以内に提出。(期日を過ぎると違反になります)
住所変更:マイナンバーカード、運転免許証、銀行口座、クレジットカードなども更新。
地域情報:ゴミ出しルールや近隣のスーパー、病院をチェック。
お金の管理をマスターする
銀行口座の準備
給与振込用口座:会社指定の銀行があればをそちらでの開設は必須です。
その他コンビニ等でも使いやすいネットバンキング対応の銀行(PayPay銀行、住信SBIネット銀行など)も開設すると便利です。
クレジットカードの申込み
カード会社の審査があるためクレジットカードの所持は一定の支払い能力がある証明になります。
このため、例えば格安SIMなどはクレジットカード払いのみというケースもあります。
JCBや三井住友カード等のベーシックなハウスカード1枚とご自身の生活圏でよく利用するお店の系列のカードの2種類くらいあると良いです。
その他キャッシュレス決済
PayPay、au PAY、Suicaなどを設定し、ポイント還元を活用しましょう。
例えばPayPayを多用するようなら前述のクレジットカードはPayPayカードを持っておくなどしておくとカードからチャージ出来て便利です。
貯金用口座
給与の10~20%を自動積立に設定すると緊急時の備えになります。(緊急予備資金と呼びます)
会社指定の銀行口座をそのまま積立口座に、ネット銀行を生活口座にという具合に分けて使うのもベターです。
予算管理
新社会人のうちに「お金の流れ」を把握することが重要です。
家計簿アプリ:MoneyForwardやZaimで収入・支出を管理。
固定費の確認:家賃、光熱費、通信費、保険料をリストアップ。
節約のコツ:コンビニや外食を控え、自炊や弁当持参を習慣化。
保険と年金
社会保険と労働保険
健康保険、厚生年金、労災保険、雇用保険は全て会社が手続きします。この辺りは人事や総務等の部署から年金手帳を持参するなど指示がありますので従いましょう。
加入状況や保険料は給与明細で確認できます。(労災保険だけは全額会社負担なので明細に出てきません)
民間保険
医療保険や生命保険は、20代の独身のうちは月3,000~5,000円程度のシンプルなプランで十分です。
仕事内容によってはGLTDや就業不能保険等も加入しておくと良いです。
この辺りは大きな会社だとグループ保険として会社経由の加入ができる場合もあります。(例えば掛け捨ての定期保険は個別加入より遥かに安価です)
資産形成
iDeCoやNISAを早めに始めると、将来の貯蓄が有利に。初心者は少額(月5,000円~)からスタート。
変額保険など貯蓄性の高い生命保険を利用するのも有用です。(銀行の自動積金と比較すると生命保険料控除や解約金は一時所得扱いになるなど有利な点があります。)
なお、iDeCoは積立てた金額が60歳まで一切引き出せないので緊急予備資金としても使えません。このため多額の積立を行うのは若いうちは控えた方がいいでしょう。
仕事の準備を万全に
ビジネスウェア
社会人としての第一印象は服装で決まることも多いです。
スーツ:男性はダークカラーのスーツ2~3着、女性はスーツやオフィスカジュアルを用意。
小物:靴(黒・茶)、カバン、ベルト、時計は清潔感を重視。
メンテナンス:クリーニングやアイロンがけを習慣化しましょう。
通勤手段
定期券:SuicaやPASMOで定期券を購入。職場の補助制度を確認。
自転車・車:駐輪場や駐車場の確保、保険加入を忘れずに。
スケジュール管理
ツール活用:GoogleカレンダーやTodoistで予定・タスクを管理。
朝のルーティン:余裕を持った起床時間(例:出勤1時間前)を設定。
生活習慣を確立する
健康管理
忙しい新社会人生活でも健康は最優先事項です。
睡眠:6~8時間の睡眠を確保。寝る1時間前はスマホを控えると安眠に繋がります。
食事:朝食は簡単でも必ず摂るようにしましょう。(例:ヨーグルト+バナナ)。
朝食抜きは近年様々な体調不良に繋がる事が分かっています。
医療機関
近くのクリニックや歯科医院を把握しておきましょう。定期健康診断は必ず受けるようにします。
できれば休日夜間対応の医療機関も把握できるといいですが、生命保険等の健康相談サービス(医療機関の案内もしてくれます)も緊急時には利用しましょう。
時間管理
プライベート時間:趣味や運動(ジム、散歩、ヨガなど)でリフレッシュ。
ルーティン作り:平日の夜は軽い運動や読書、週末はリラックス時間を確保しましょう。
社会人としてのスキルアップ
ビジネスマナー
基本を押さえる:挨拶、敬語、名刺交換、メールの書き方(件名は明確に、本文は簡潔に)。
会社のルール:就業規則や社内文化を早めに把握。
おすすめ本:『入社1年目の教科書』や『ビジネスマナー講座』で基礎を学びましょう。
人脈作り
社内交流:同僚や先輩とランチや雑談で関係構築。
社外交流:業界セミナーや交流会に参加。LinkedInやWantedlyで情報収集。
自己投資
資格取得:TOEIC、簿記、ITパスポート、FP技能士など、業界に応じた資格を。
オンライン学習:UdemyやYouTubeでExcel、プレゼン、英語などを学ぶ。
緊急時の備え
緊急連絡先
家族・友人:緊急連絡先をスマホに登録。
職場:上司や人事の連絡先、緊急時の対応フローを確認。
防災準備
非常持ち出し袋:水、食料、懐中電灯、充電器、簡易トイレを準備しておきましょう。
住居の安全:家具の固定、耐震マット設置、避難経路の確認、そして自治体等の防災マップの確認も。
メンタルケアを忘れずに
ストレス管理
リフレッシュ:好きな音楽、映画、散歩で気分転換。
相談窓口:悩みがあれば友人、家族、または職場のメンタルヘルス窓口に相談。
目標設定
キャリアビジョン:1年後、3年後の目標を考える(例:部署のリーダー、資格取得)。
モチベーション:小さな成功(例:プレゼン成功)を振り返り、自信に繋げていきましょう。
まとめ:一歩ずつ、着実に準備を
新社会人生活は新しい挑戦の連続ですが、焦らず一つずつ準備を進めれば大丈夫! 住まいやお金、仕事の準備を整えつつ、健康とメンタルを大切にしてください。
あなたの新生活を応援しています!
関連リソース:
家計簿アプリ:MoneyForward(https://moneyforward.com/)
資格学習:Udemy(https://www.udemy.com/)
住居探し:SUUMO(https://suumo.jp/)、HOME’S(https://www.homes.co.jp/)
新社会人の皆さん、素敵なスタートを切ってください!
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